3週にわたってお届けしてきた岩永賢之丞特集。
最終週となる今回は、本人のルーツである佐賀県についての話や、趣味について、より詳しく聞いてみました。
本人の選んだ写真や、皆さんへのメッセージもぜひ合わせてご覧ください!


岩永賢之丞(いわなが けんのすけ)
出⾝地である佐賀県での思い出や、印象に残っているエピソードを教えてください
ずっと佐賀にいたんですけど、何もないです(笑)。
「巨石パーク」っていう、大きな石がある公園があったり……行ったことはないんですけど(笑)。
あ、母方のおじいちゃんとおばあちゃんが海苔を作っていたので、小さい頃、その作業についていったことがあるんですけど、船が小さいからすごい揺れるんですよ。
それで怖かったっていう思い出はありますね。
あと、県庁の最上階が展望台になってるんですよ。
やることがないから、そこに遊びに行くんですけど、人が2人くらいしかいないっていう(笑)。
地元に帰って遊ぶっていうのも、友達の家で鍋をする、とかが多いですね。
仲良い友達の半分以上がお寺の子で、家があって、お堂があって、幼稚園もあって、公民館みたいなスペースもあって、そこでみんなで集まって、ご飯食べたりとか。
すごくのんびりしてますね。

あと佐賀でのエピソードじゃないんですけど、東京に来て一番驚いたのが、肉まんに酢醤油が付かないことです。
西の方って、肉まんを買うと、酢醤油っていう餃子のタレみたいなやつを肉まんにかけて食べるんですよ。
でもそれが東京にはなくて。
初めて東京のコンビニで肉まん買ったときに、酢醤油が付いてなくて、店員さんに「すいません、酢醤油もらっていいですか?」って言ったら、「え?」みたいな。
酢醤油です、って言っても同じ反応で、店長さんを呼ばれてしまって(笑)。
店長さんにも同じことを言ったら、「そんなのないです」って。
それから調べてみたら、東の方では酢醤油はもらえないって知って……それが一番驚きましたね。
佐賀だったら、コンビニでも普通にくれるんですよ。
いりますか? とか聞かれることもなくて、とにかく肉まんと酢醤油がセットなんです。
⾃分の好きなところはどこですか?

仲間とか周りの人に恵まれているところですかね。
地元の友達もすごくいいやつが多いですし、事務所のマネージャーさんだったり、共演する演者さんや、制作に関わってくれる人たちだったりが、すごくいい人たちばっかりなんですよ。
そういう意味ではかなりラッキーというか、縁があるというか。
運がいいんですよね。
こういう風に思ってると実際に運が寄ってくる気もしますし(笑)。
これは自分の考え方のクセかもしれないんですけど、不幸なことをあんまり不幸だって捉えない、ポジティブっていうところもあるのかもしれないです。
明⽇世界が滅亡するとしたら何をしますか?

これ、滅亡する原因は地球爆発とかですか?
それとも人類が何かのウイルスで滅ぶとか、隕石が落ちてくるとか?
いずれにせよ、とりあえず死なないようにする(笑)。
生き残りたいですね。
なんなら、自分1人だけでも生き残ってみたい。
だから生き残る手段を考えますね。
最後に何を食べるとか、誰かにお礼を言いに行くとかじゃないです。
それも考えたんですけど、例えば自分がお礼を言いに行きた人が家族と過ごしたいって思ってたら、自分は邪魔な存在になっちゃうなって思って(笑)。
だったら自分だけが生き残ってみたい。
世界に自分しかいない世界、ちょっと面白そうだなって。