今週からはグループ内のプロダクションであるWITH LINEから、河野ひよりさんが登場!
2019年7月から放送中のアニメ『荒ぶる季節の乙女どもよ。』(小野寺和紗)、『ソウナンですか?』(鈴森明日香)、『博多明太!ぴりからこちゃん』(ぴりからこちゃん)などに出演中の、今をときめく女性声優です。
初登場となる今回は、「声優」という仕事について、マジメに語っていただきました。
河野ひより(こうの ひより)
FIRST WIND production所属。
声優を目指したきっかけは何ですか?

高校3年生の夏ぐらいに進学情報誌を見ていたら「声優の専門学校」みたいな欄があったんです。
そこで初めて「声優さんって学校に通ってなるものなんだ」っていうのを知って、体験に行ってみたら、めちゃめちゃ褒めてもらえて。それが嬉しくて、その気になっちゃって(笑)、目指してみたいな、って思ったのがきっかけです。
兄がよくゲームをやったりアニメを見ていたりしたので、その影響で私も中学生くらいから声優さんを意識していましたね。
声優になってよかったと思うことは何ですか?
自分の周りにある好きなものが全部お仕事に繋がっているところです。
アニメとかゲームとか、サブカルチャーが好きなので、そういうものがお仕事に活かされています。

あとは人間として自分が成長しているのをすごく感じます。
例えば「ありがとう」「ごめんなさい」をちゃんと人に意識して伝えられるようになったりとか、自分が目指したい目標に対してどう取り組んでいくかをしっかり考えて、日々を生活できるようになったりとか。
自分を掘り下げていく楽しさを声優のお仕事で学んだので、そういう部分も、なってみてよかったなって思うところです。
仕事をする上でのこだわりやモットーを教えてください。
いっぱいあるんですけど……身体と心を健康に保つこと、ですかね〜。
基本でありながら、維持していくのが一番大変なことだと思います。
私は好奇心が強いんですけど、好奇心が「わー」ってなってるときは、ああいうことがしたい、こういうことがしたいとか、これが出来るようになりたいとか、楽しいイメージがいっぱい浮かぶんです。
でも、疲れているときはそんなイメージもちょっと減っちゃうので、体調管理と精神管理の両方をして、目標を常に意識してお仕事をするっていうことを大事にしています。

あとはお仕事をふわふわやらないというか、何となくでやらないというか、「こういうことをするぞ」ってちゃんと考えた上でやれるように、っていうことですかね。
私はああなりたい、こうなりたいっていうのと同じくらい「こういうのだけは嫌だ」みたいなイメージがすごくあるんです。
だからたくさんの人と一緒にお仕事をするコンテンツの中で、どうしたら自分のことも、周りの人のことも尊重してお話ができるかとか、自分たちだけが楽しくてお客さんが置いてけぼりになっちゃう空間は嫌だなって思ったりとか……。
こういう人がかっこいいなとか、こういうことをしてはいけないなとか、「こうなりたい」と同じくらい「こうなりたくない」っていうイメージを持つようにしてます。
そうすることで空回りもしないし、暴走もしないし、ちゃんと高みを目指していけるって思っているので、好きと嫌いを両方持ってお仕事をしています。

仲のいい声優さんや、意外な繋がりの声優さんを教えてください。
同じ事務所の人と結構話すので、特に指出さんとか、丸岡さんとは仲が良いですね。
別の事務所だと、都丸ちよさんとよく一緒に遊びに行ったりします。
都丸さんは専門学校の先輩なんですけど、本当にもう、いろんなことを教えていただいて。お仕事に対することもそうですし、人生で初めて某テーマパークに連れていってもらったときに
「ここではね、こうやって写真を撮るとかわいいんだよ」とか、
「どこどこの食べ物がおいしいんだよ」とか、パーク内のことを全部教えてくださって。
超かっこいい先輩じゃん! って思って、本当にいろんな面を尊敬しています。
憧れでもありますし、一緒にお仕事できるように頑張りたいなって思っています。

仕事をするにあたって自分なりの目標を持ち、そこに向かって確実に歩みを進めていく姿には頭が下がるほど。
その一方で、仲のいい声優さんを語るときには本当に楽しそうに、大きく身振り手振りを交えながら話してくれたことが印象的でした。
次回の記事では、本人の好きなもの・好きなことについて掘り下げて聞いていきます。
ぜひお楽しみに!


河野ひより(こうの ひより)
FIRST WIND production所属。
ヘアメイク:小菅美穂子(Sweets)