声優

河野ひより インタビュー③─ 「期待以上のものを実らせていきたい」

2019年10月から放送されるアニメ『私、能力は平均値でって言ったよね!』(レニー)などに出演する河野ひよりの特集を、3週にわたりお送りしています。

最終週となる今回は、「河野ひよりならでは」の、趣味やプライベートに切り込んだ質問を中心にお届けします!

河野ひより(こうの ひより)

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自分の好きなところはどこですか?

好奇心旺盛なところと、興味を持ったことについて、自分なりに深く知ろうとするところです。

結構いろんなものに興味があるんですけど、知って終わりじゃなくて、知った後に、自分なりにそれに対してどう向き合うかとか、どう思うかっていうのを、考えて、まとめて、それを誰かに伝えるところまでが1セットです。
私はこの物事に対してこういう捉え方をする、こう思うっていうところが結論なので、わりとそこに達した時点で別のものに興味が移ることが多いです。

なので割と浅く広くなんですかね?
いろんなものが好きなんですけど、その道のプロっていうよりは、自分なりにそのものに対する捉え方を持っている感じです。
だからお芝居とかでも、そういうところが活かされているのかなぁとは思っています。

例えば「あの人がやっていたこういうキャラ」っていうよりは、「私から見たあの人ってこういうキャラだった」みたいな。

別の誰かがやっていたのをそのまま真似するっていうよりは、誰かがやっていたのを、自分のフィルターを通して参考にしています。
そのフィルターが、自分の興味のあるものに対しての向き合い方で鍛えられているんじゃないかなと思っていて、そういうところは結構好きだなって思います。

 

明日世界が滅亡するとしたら何をしますか?

これは『荒ぶる季節の乙女どもよ。』っていう夏クールに出演させていただいたアニメで、私が演じた主人公の和紗っていう女の子が同じ質問をされて……。
その流れで言うと、ちょっとアレを言わなきゃいけないのかな? という気もするんですけど(笑)。

でも世界が滅亡するとしたら、きっといつも通りの日常を送ってしまうと思います。
恒常性バイアスって言うんですかね?
私はそういうときほど突飛なことを出来ない人間だと思うので。

自分の身の回りが普通であればあるほど、変なことをしたくなるんですよ。
でも周りが変な状況になっていたりすると、普通のことをしたくなっちゃう。
あまのじゃくなんですよね(笑)。

世界がめちゃめちゃになって、ヒャッハー! みたいな感じになるときほど、
「日々のすべてはこういう風に成り立っていたんだな、ここまで生きてこられて良かった」
みたいな、急になんかクサいことを言い出しながら、意外といつも通りの日常を送ると思います。

地元の山梨から、東京へ出てきて変わったことはありますか?

いろいろ、いっぱいあるんですけど……ちょっと今思い出しています(笑)。
ありすぎて、どれをピックアップしようかと。

でもやっぱり、前向きになりました。

東京って結構いろんな選択肢があるので、取捨選択を山梨にいたときよりもずっとたくさんするっていう印象があって。
山梨にいたときは実現したいものがあったときに、まずそこに行く道があんまり思いつけなかったんです。

例えば声優になりたいと思っても、山梨の自分の家から通える位置に声優養成所がなかったから、いっそ東京に出るしかないとか、東京に出てから足りないものや必要なものを考えるしかないとか。

まずは東京に出ることから始めないと、ある意味選択肢がないというか、それにしか目がいかない、みたいな感じだったんです。
でも東京に出てみて、ああいうやり方もある、こういうやり方もある、これもある、あれもあるって思えたときに、一気に視野が広がりました。

そのいろんな選択肢の中から、自分にはどれが最適かを選ぶとか、限られた時間の中でどういう生活を送っていくかとか、そういう選択をしていったら、自分のことを自分で決めつけて生きてきた部分も結構あったなって。
私にはこういうのは向いてないとか、今の私にはこれは出来ないなとか。

でも選択肢が見えてきた途端に、あれも出来るんじゃないか、これも出来るんじゃないかって思うようになったところもあって、結構明るくなれたんじゃないかなと。

こういう自分になりたいな、みたいなイメージも割と浮かんできたので、そこが一番大きく変わったかもしれないです。

「声優になる」っていうことは、地元の友達には3人くらいにしか言わないで東京に出てきました。
周りのみんなが大学進学だったので、受験勉強を頑張ってる中でなかなか言い出せなかったのもあって。

最近Twitterを開設したんですけど、
「Twitterやってるんだね、見てるよ」って連絡が来たり、それこそ『約束のネバーランド』が放送していたときは
「エンドロールで知ってる名前があってびっくりしたよ」みたいな連絡があったりしたので、みんなが知ってるっていうよりは、きっとじわじわと
「あいつ声優やってるらしいぜ」みたいに広まってる感じなんだと思います。

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